豆知識

【簡単】額や絵を保存するときの黄袋とは?ウコン染めの作り方を公開しちゃいます!

 

 

こんにちは!nagaです。
早く秋晴れが続く日が来ないかな
なんて思っている今日この頃ですが、
( ´∀`)

 

今回は自分自身も勉強になった
【額や絵を保存するときの黄袋とは?
ウコン染めの作り方を公開しちゃいます!】

ということについてお話ししていこうと思います。

 

この黄袋、絵に詳しい人は、皆さん常識らしいのですが
私は全然知らなかったので、今回勉強になりましたが
絵を購入すると、大体がこの黄袋に包まれて
絵や額縁が入っていることがあります。

 

これ、なんで黄色なのかなあと思ったり
していたのですが、それにはある理由があったので
その部分を詳しくお話ししていこうと思います。

 

 

絵や額を保存する黄袋。黄色いのには理由がある?

 

 

この黄袋、なぜ黄色いのか?というと
絵や額、骨董品などは、長期間保存しておくと
洋服なんかもそうですが、虫に食われてしまう
ことがたまにあります。

 

なので、それを防ぐために、
「ウコン(ターメリック)」
という防虫作用のある植物で防虫加工されて
黄色く染め上げられています。

 

誰もが知っている、カレーのスパイスにも使われている
あのターメリックといえば、わかりやすですよね。

 

この「ウコン」は見た目は生姜そっくりですが
中をカットしてみると黄色です。
このウコンを乾燥させて、粉にしてスパイスにしたり
細かくカットされて、ウコン茶などにして
二日酔いとかに飲まれていたりするわけですが、

 

このウコン、ニオイも独特でいかにも
薬草的な香りがします。なので
虫も嫌がるというわけですね。

 

そしてもう一つ、このウコンで染め上げている黄色
ですが、天然素材なので紫外線に弱いです。
なので、陽が当たる場所にこの布で包んだ
絵を保存しておくと、色が抜けてしまいます。

 

なので、このウコン染の黄袋に絵を入れておいて
黄袋の色が変わっていたら、
その絵の置いてある場所は、保存場所には適していない
という目安にもなっている
んです。

 

絵は、化学的な防虫剤などを使ってしまうと
化学変化で、絵の具の色が変わってしまったりすることも
あるので、天然素材のウコンで防虫効果を
得るということなんです。

 

でも、今は昔のように冷暖房もありますし
すぐに虫がわく、ということも少なくなったので
ウコン染ではなく、黄色い染料でただ染めているだけの袋
に入れてあることも多いそうです。

 

ですが、これを購入しようと思うと、一枚結構な良い値段で
SMサイズ用でも、一枚1000円以上しますし
絵のサイズが大きなればなるほどお値段も高額に。。。
なので、なかなか気軽に購入できない・・・
( ;∀;)

 

でも、自分の絵をせっかく購入してくれた人に
対して、やっぱり防虫はしておいてあげたい!

 

だったら作れないものだろうか??

 

よし!作ってしまえ!!ということで、
実際にこの黄袋を作ってしまいました!!
( ´ ▽ ` )ノ

 

ということで、今回作り方を公開しようと
思います。

 

 

絵の防虫効果絶大なウコン染 黄袋を
作ってみよう!

 

 

用意するもの

  • ウコン(ターメリック)パウダー
  • ミョウバン(焼きミョウバンでもいい)またはお酢、または重曹
    ※ この中のどれか一つを選んでください
  • サラシ木綿・綿100%の布
  • ミシン
  • ミシン用の白い糸(綿がいい)
  • 台所洗剤(中性洗剤)
  • ステンレスの鍋または、ホーロー鍋
  • 布をすすぐためのオケやバケツ、ボールなど

 

まず初めに、綿の布を作りたい絵の大きさにカットして
ミシンで縫って、袋状にします。

 

私は今回、SMサイズ用を作るために
サラシ木綿という一反35㎝巾、10メートルの
布を使いました。
↓↓↓↓↓↓

 

なぜかというと、
このサラシ木綿は値段も、一反1300円ほどで
10メートル分が手に入るというのと、何より上下に耳があるので
ほつれず、カットした部分を縫うだけでなので
糸クズのあと始末が簡単だからです。

 

※ 耳というのは、ほつれどめが施されているので
糸クズが出ないようになっています。

 

 

②カットした部分は耳がないので、布を二つ折りにして
はしをミシンで縫います。全て直線なので簡単です。

 

 

縫ったら、裏のまま布を半分に折って
はしを縫います。

 

 

 

 

③次に、袋になる底部分も縫います。
※ マチを作る場合

 

 

 

※マチを作らない場合

 

 

 

⑤縫ったら、水を入れたボールに中性洗剤を
3滴ぐらい入れてよく泡立て、布を入れて
よく揉んで、水通しします。
布がしんなりしたら、よくすすいで、水気を絞っておきます。

 

 

 

⑥次に、染料を準備します。
ウコンパウダーをひと瓶、鍋に入れ、水も入れて
よくパウダーを混ぜて沸騰させます。
水は、布の量にもよりますが、
大体染める布が浸るぐらいでいいと思います。

 

 

 

⑦沸騰したら布を入れ、ハシなどで混ぜながら
弱火にして20分ぐらい煮ます。

 

 

 

⑧煮ている間に、色止め液を準備します。
ミョウバン、お酢、重曹のどれかひとつを選んで
ボールに大さじ1〜2杯入れて、少しのお湯で溶かし、
残りは布が浸かるくらいの水を入れておきます。

 

 

 

⑨煮えたら、鍋から取り出して、軽く絞って
先ほどの色止め液の中に入れて
ハシなどでよく布を2~3分、混ぜてください。

 

 

入れる色止めによって色が変わります。
今回は、重曹でやってみましたが、下の画像のように
オレンジっぽくなりました。
↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

⑩色が定着したら、液を捨てて、
布から色が出なくなるまで、流水で何度かすすいで
ください。だいたい4~5回すすぐと色が出なくなります。

 

 

 

先ほど色止め剤の中に入れた時はオレンジでしたが
よくすすいでいくと、きれいな黄色になります。
↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

 

 

⑪よくすすいだら、布を絞って脱水機にかけ
陰干ししてください。
乾いたら、アイロンをかけて完成です!

 

 

 

 

乾いてから、なんだか色が薄いと感じたら、
もう一度①〜⑪の工程を繰り返すと
色がさらに濃くなります。

 

どうですか?縫うのは直線だけだし
購入するよりも、価格はかなり抑えられるし
植物染料や食べ物を使うので
家にある鍋やボールを使えるので、新たに用意する必要も
ありませんし、気軽にできると思います。

 

ウコンパウダーや、ミョウバン、お酢、重曹も
一つ200円くらいなので
かかるのは、布代だけかと思います。

 

 

今回のまとめ

 

 

今回は、【額や絵を保存するときの黄袋とは?
ウコン染めの作り方を公開しちゃいます!】

ということについてお話ししました。

 

絵や額、骨董品などを購入した時に入っている黄袋は、
植物のウコンで染められていて、このウコンには
防虫効果があるということ。

 

絵は絵の具などで描かれているので
化学的な防虫剤を使ってしまうと、絵自体が
変色してしまう可能性があるので、
天然素材で、防虫効果があるウコンで
染め上げられているということ。

 

このウコン染の黄袋は紫外線に弱く
陽の当たるところに置くと色が
抜けてしまうので、保管場所の良し悪しの
目安にもなっているということ。

 

今は化学色素などで、黄色く染められている布で
できているものも多くあって、それには
防虫効果はないということ。

 

絵のサイズが大きくなるほど、
この黄袋を購入する値段も高額になるので
自分で作ってしまうこともできるということでした。

 

他の天然素材などでも、
簡単に染められるので、お子さんと一緒に
遊びながらやるのも面白いかなと思います。

 

玉ねぎの皮とか、夏だったらツユクサの花なんかも
黄色ではありませんが染まります。輪ゴムや糸で絞りを作って
染めむらで模様を作って楽しんだりも
できるので、ぜひ面倒でなければ
自分で黄袋を作るというのもアリかなと思います。

 

ぜひ参考にしてみて下さい!
ではまた次回!
( ´ ▽ ` )ノ