
こんにちは!nagaです。
もうすぐ11月も終わりに近づいて
きましたね。今年も残こすところ
あと1ヶ月。
元気に楽しく
頑張っていきましょう!
ということで
今回は、【世界観】
もうよく分からん!!
風景画を描く時の世界観とは
いったい何なのか?
ということについて
お話ししていこうと思います。
「世界観」
絵を描いている人なら
風景画に限らず、
言われたことがある人は
多いのではないかと思います。
「世界観がうまく表現できてない」
「もっとあなたの
世界観を出した方がいい」
こんなことを言われても
私自身も初めの頃は
全く分かりませんでした。
( ;∀;)
なので
この「世界観」という
表現をわかりやすく解説していこうと
思いますので、ぜひ
参考にしてくれたらと
思います。
ではいきましょう!
( ´ ▽ ` )ノ
風景画を描く時の「世界観」とは
いったいどんなものなのか?

「世界観」という言葉を
辞書で調べると
世界およびその中で
生きている人間に対して、
人間のありかたという点からみた
統一的な解釈、意義づけ。
知的なものにとどまらず
情意的な評価が加わり
人生観よりも含むものが大きい。
また、文学・音楽などで、
その作品がもつ雰囲気や状況設定。
などとなっていますが
風景画においての
この「世界観」とは主に
風景画を描く人自身が今までに
肌で感じとってきた
五感(肉体的感覚)+内面的部分が
合わさって作られるものの
ことを言います。
五感(肉体的感覚)とは
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚
のことで
目で見た時にどう見えたのか?
耳で聞いた時にどう聞こえたのか?
においを嗅いだ時にどういうにおいがしたのか?
食べた時にどういう味がしたのか?
触った時にどんな感触だったのか?
自分で実際に体験した時に
どのような感じ方をしたのか
ということです。
そして、内面的部分とは
その人が持っている
考え方や心情など
頭の中や、心の中で
考えたり思っていたりする
目に見えない
内面的なもののことを言い
五感(肉体的感覚)
+
内面的部分
この二つが合わさると
その人自身の「世界観」
が生まれます。
人は誰一人として
内面的なものから
外見的なものを含めて
全く同じ人はいませんよね?
生まれてきた環境や
育った環境も全く違います。
例えば、富士山が望める風景を
同時に二人で見た時
見たその時の環境は同じですが
富士山を見た時の
内面的部分
(考え方や感じ方・心情)は
その人によって全く違います。
Aさんは「こんな美しい
富士山を初めて見た」
と思っていても
Bさんは、「何度も見てるし
こんなものか」
と思っているかもしれません。
こんな風に
たったこれだけと
思うかもしれませんが
内面的な部分が違うだけで
風景画を描く時には
この違いが大きく
表現に現れたりします。
この一人一人の違いが
その人自身の「世界観」
と言います。
じゃあ、世界観は
どうやって身につけていくのか?
ということについて
詳しくお話ししていこうと
思います。
風景画を描く時の「世界観」は
どうやったら身につくのか?

世界観はどうやったら
身につくのか?
ということですが
「つく」というよりも
世界観を育てるとか
世界観を磨く
という方が合っているかも
しれません。
初めにも言ったように
世界観は風景画を描くとき
だけではなく、人物画や
静物画、抽象画、何かモノを
制作している人達にとっては
とても大切な部分では
ないかと思いますが
世界観を育てるには
世界観を感じ取ることができる
感性を高めることが重要です。
よく、感性を
感受性ととらえる人が
いますが、そうではなく
感受性は
何かモノを見たり聞いたり
した時に、笑ったり
泣いたり、怒ったり
行動的な面でのことをいい
感性は、心に感じたこと
目には見えない部分を
絵や音楽、詩などにしたりと
感じたことを
別の何かに表現する力のこと
を言います。
この感性を高めるには
想像する力をつけるのが一番
オススメです。
1. 本を読む
本は、わずかな挿絵があるだけで
絵やイラストはほとんど
描かれていませんよね。
なので、読んでいくうちに
頭の中で主人公や背景など
自分だけの形や色に常に
想像しながら読み進めるので
自然と想像する力が高まり
感性も豊かになっていきます。
2. 音楽を聴く
これも、音楽や歌詞を聴くことで
そのイメージを自分の中で
想像し、その場面を思い浮かべたり
するので、感性が自然と高まります。
ただし、いつも聞いている
好きな音楽ではなく、
なるべく初めて聴く音楽の方が
刺激になって、より多くの
想像を促すので、新しい曲の方が
オススメです。
3. 旅行に行く
これも、まだ行ったことの無い場所
などの方がより想像力を高め
感性が磨かれるのでいいと思います。
いろんな場所の風景を見て
心に感じたこと、
心に残ったことをメモしておいて
後から思い出したりして
感性を磨くこともできます。
4. 舞台やミュージカル
コンサート
これも感性を高めるには
とてもオススメです。
舞台やミュージカル
コンサートなどは
生演奏や生演技で
その場で直接、その音楽の響きや
演じている人の熱量などを
肌でも感じることができるので
自分の心情に一番直結に
響くものがあります。
5. その他とにかく
何かを見たり
聞いたり
体験したりする
これは、まだ自分が経験したり
体験していなかったりするものを
やってみたりすると
たくさんの感性が生まれやすいので
想像力や感性は自然と
高まりやすいです。
今回のまとめ

今回は【世界観】
もうよく分からん!!
風景画を描く時の世界観とは
いったい何なのか?
ということについて
お話ししました。
風景画を描くときの
世界観とは主に
風景画を描く人自身が今までに
肌で感じとってきた
五感(肉体的感覚)
+内面的部分が
合わさって作られるもののこと
だということ。
世界観はどうやったら
身につくのか?というと
何かを見たり聞いたりした時に
自分の中で思ったことや
考えたことなどを想像する力をつける
ということ。
より、感性を高めるには
自分が今までに経験していないこと
の方が、刺激されるので
より感性が高まりやすいよと
いうことでした。
この他にも
感性を豊かにする方法は
きっとたくさんあると
思いますが
今回は私のオススメも
含めて紹介してみました。
ぜひ参考にしてみてください。
ではまた次回!!
( ´ ▽ ` )ノ