
こんにちは!nagaです。
いよいよ今年最後の月
12月がスタートしましたね。
寒さも一段と厳しくなるようの
みなさん
風邪などひかないよう
暖かくしてお過ごしください!
( ^∀^)
今回は、【ポイント】
風景画を描く時に
重要になるのポイント3つ!!
ということについて
お話ししていこうと思います。
これまでにも
風景画を描くうえで
気をつけたほうがいいことや
考え方など、いくつか
紹介してきましたが
ポイントとしては
あまり詳しくお話ししていなかった
かなと思うので、今回は
風景画を描いていく時の
重要なポイントを
いくつか詳しく
解説していこうと思います。
では、いきましょう!
( ´ ▽ ` )ノ
風景画を描く時に重要になるポイント
① 空

風景画を描くとき
必ず描くことになるのが
空だと思います。
空は、風景画の中で描くとき
構図にもよりますが
かなりの面積を占めたりしますよね。
その分、作品全体の印象を
決定づける結構重要なポイントに
なってきます。
空は、いつも同じ姿ではありません。
時間・季節・天候などの違いで
大きく変化するので
絵の中の広がりや雄大さ
だけを表す存在ではありません。
なので、この空をどう表現するかで
季節や時間はいつのことなのか?
どんな天候のときなのか?
ということが印象付けられますし
雲一つ無い真っ青な空ならば
晴天だから、時期は夏なのかな?
それとも逆に、寒中の晴天なのかな?
というように、見る人は想像します。
そして、これ以外にも
描く人の気持ちも
空に現れたりします。
今にもカミナリが鳴りそうな真っ黒な空
だったら、イラついたり、
怒ったりした心情だったのかな?とか
雨の日の空模様だったら
何か悲しい心情だったのかな?
など、描き手によっては
心情を空に映し描く人もいます。
こんな風に、空は風景画の中で
多くの面積を占めるぶん、
絵全体の印象を大きく左右する
部分になります。
風景画を描く時に重要になるポイント
② 色

先ほどの空と同じように
色も作品の印象を与えるものの
一つになっています。
例えば、りんごがあるとします。
一つは赤いりんご
もう一つは青いりんご
どっちが美味しそうに見えますか?
おそらく、多くの人は
赤いりんごと答えるかなと
思います。
ではもう一つ。白猫と黒猫
どちらが暖かみや優しさを感じますか?
おそらく、多くの人は
白猫と答えるのかなと思います。
なぜか?
これは、色はモノによって
それぞれ色の感じ方に大きな差が
生まれていて、少なからず
色が人の心理的部分に
影響を与えているからなんです。
先ほどの、りんごで言えば
りんごは熟すと、より赤くなって
甘くなりますよね。
このことを、りんごを食べたことが
ある人は知っています。
なので、青リンゴと比べた時
赤いりんご=甘い・美味しい
という心理的状況が働くので
多くの人は赤いりんごを選ぶわけです。
白猫・黒猫の場合は
黒猫=縁起が悪い・冷たい印象
こういう印象を以前に持っている人は
必然的に、白猫の方を選ぶわけです。
なので、この心理的部分を
風景画を描くときに色
として作品の中に取り入れて
作品テーマと色が馴染んでいるか?
ということを考えながら描いていくと
見る人対して印象を強く残したり
します。ですが、絶対的なモノでは
無いので、あくまでイメージ的なものとして
取り入れるといいと思います。
風景画を描くときに重要になるポイント
③ 皮膚感覚

先日、風景画を描く時に五感も
入れるといいとお話ししましたが
このほかに、もう一つ
皮膚感覚も重要になります。
皮膚感覚とは
目には見えないもののこと
を言います。
五感は見たり聞いたりして
どうだったか?ということでしたが
皮膚感覚は、目には見えないモノ
風・日差し・川のせせらぎ・鳥の声
街中の雑踏音など・・・
目には実際に見えないけれど
今にも聞こえてきそうな
今にも風が吹いてきそうな
その風景画を見ているだけで
現実感を感じられるように描く
ということです。
この皮膚感覚も描いていくことで
絵だけど、その絵の小さな世界の中で
本当に風が吹いているかのように
見る人に感じさせる
可能性が高くなるので
この皮膚感覚も重要になります。
今回のまとめ

今回は、【ポイント】
風景画を描く時に
重要になるのポイント3つ!!
ということについて
お話ししてきました。
重要なポイントとしては
① 空
空は、いつも同じ姿ではありません。
時間・季節・天候などの違いで
大きく変化するので
この空をどう表現するかで
季節や時間はいつのことなのか?
どんな天候のときなのか?
ということを印象づけることができる
ということ。
また、描き手によっては
自分のその時の心情なども
空に映し描くこともあるということ。
② 色
色も作品の印象を与えるものの
一つで、色はモノによって
それぞれ色の感じ方に大きな差が
生まれていて、少なからず
色が人の心理的部分に
影響を与えているということ。
③ 皮膚感覚
皮膚感覚は、目には見えないモノ
風・日差し・川のせせらぎ・鳥の声
街中の雑踏音など・・・
目には実際に見えないけれど
今にも聞こえてきそうな
今にも風が吹いてきそうな
その風景画を見ているだけで
現実感を感じられるように描く
と、より印象づけられる
ということでした。
今回紹介したこのポイント3つを
風景画を描きながら
とり入れると、絵の中に
一体感が出たりもするので
ぜひ参考にしてもらえたらと
思います。
では、また次回!!
( ´ ▽ ` )ノ