風景画実践

【スケッチ】風景画を描くうえで必要な練習スケッチ。そのための準備とは?

こんにちは!nagaです。
今回は、【スケッチ】
風景画を描くうえで必要な
練習スケッチ。
そのための準備とは?
ということについて
お話ししていこうと思います。

風景画というと
水彩で描いたり
油絵で描いたり・・・

いろいろな画材を使って
描く方法がありますが
まず1番最初に

風景画を始めるにあたって
この風景スケッチを
練習してみるのが

これから風景画を
始める方にとっても
とてもいい練習になる
と思うので、まずは
心と道具の準備編として

ぜひ最後まで
読んでみてください!
ではいきましょう!
( ´ ▽ ` )ノ

風景画を描くうえで
必要なスケッチ練習方法。
スケッチとは?

スケッチとはなんなのか?
というと
スケッチとは
見たもの、見ているものを
あまり時間をかけずに
紙などにそのものの印象を
描きとめることをいいます。

「風景画を描く」というと
キャンバスや
絵の具などの画材を使って
下描きから始め

少しずつ丁寧に
色を塗りながら
しっかりと絵を
描いていきますが

風景スケッチは
その場の雰囲気や
その時印象に残ったものを
時間をかけずにとらえて
スケッチブックなどに
描いてくということです。

私は風景画を
しっかり描くということも
好きなのですが

この風景スケッチも
結構好きなんです。
しっかり絵として
描くものと違って

鉛筆を使って描くと
絵が柔らかい印象になるので
どことなく自然そのものの
心地よさを感じたりするからです。

このスケッチには
鉛筆で描く方法の他に
ペンやボールペン、筆ペン・・・
などまだ他にも使える画材が
多々あるのですが

今回はまず
初めて風景スケッチを
描く人のために
1番身近な鉛筆を使って
スケッチを描くための準備について
お話ししていこうと思います。

風景スケッチの練習方法で
必要なものとは?

用意するもの

スケッチブック・鉛筆HB~4Bを一本ずつ(デッサン鉛筆があればなおいい)・ねり消し

まず、用意するものとして
紙、スケッチブック
一冊用意します。

スケッチの後に
絵具などで色をつけたい人は
スケッチブックが
水彩紙になっているものが
いいと思いますが

これは結構
お値段がするので
難しいという人は

紙の厚みがあったり
表紙が分厚いものを選ぶ
表紙が画板の代わりになって
外でスケッチをするときなどは
手に持って行うので

そのことを考えると
しっかりとした表紙だと
多少絵の具を使って
水分を吸っても

紙がくにゃくにゃに
ならないかなと思いますので
よく見て選んでみてください。

もし、色は別につけたくない。
鉛筆だけでいいという人は
クロッキー帳でもいいです。

クロッキー帳は
コピー用紙より
若干薄くてペラペラな感じの
リングつづりに
なっているものです。

このクロッキー帳は
最近スーパーでも
売ってたりするので
のぞいてみてください。

次に鉛筆ですが
風景スケッチに使う鉛筆は
HB~4Bぐらいまでがいい
のではないかなと思います。

これはあくまで
デッサンではなく
スケッチなので
デッサンのように
時間をかけて濃く
描く必要がないし

5B以降の鉛筆だと
芯が結構柔らかいので
スケッチにはあまり
向かないかなと思います。

ちなみに
鉛筆のH .B.F・・・・
というのは

H 【Hard ハード 固い】
B 【Black ブラック 黒い】
 F 【Fine ファイン 中間】
HとHBの中間の濃さと硬さ
という意味があります。

なので、例えばHBだったら
固い黒いという意味になります。
そして、2Bとか
数字がついていたら

246・・・と数字が
大きくなるにつれて
色が濃くなっていき

芯は柔らかく
この数字が小さくなると
色が薄くなっていき
芯は固くなっていく
という意味です。

この鉛筆なんですが
ぜひ画材屋さんなどで
購入して欲しいと思います。

最近は、100均でも
4~5本組で「デッサン鉛筆」
として販売されていて
私も実際使ってみましたが、、、、

やっぱり絵を描くために
しっかり作られているものとは
違いがあります

悪いとは決していいませんし
思いません。でも
せっかく絵を描いて
いこうと思うのならば

メーカーさん
しっかり作られたものを
使って練習して欲しい
と思います。

そのためにメーカーさんは
長年丹精込めて、研究を重ねて
一生懸命作られていると思うので
これに勝るものは
私はないと思います。

あとは、練り消しゴムです。
練り消しは
間違えたところを消したり
濃淡を薄くしたり
したい時に使います。

なぜ、消しゴムではなく
練り消しなのか?
というと、これは以前
絵を描くときの紙の選び方
でも少しお話ししましたが
紙にはドーサ剤というものが
もともと塗ってあります。

なので、消しゴムを使って
間違えたところなどを
何度もこすって消していると

後から絵具などで
色をつけたときに
こすった部分だけ、ドーサ剤が
とれてしまって

絵の具がうまく
のらなかったり
にじまなかったり
ぼかせなくなる原因になります。

なので、消しゴムではなく
練り消しで
チョンチョンと
たたくように消していく

ドーサ剤が剥がれにくいので
スケッチの後から
絵具などで色をつけても
きれいに色を
のせることができます。

私も描き始めの頃は
別に消しゴムでいいじゃん。
と思ってずっと
使っていたんですね。

その時はまだ
ドーサ剤が塗ってある
なんてことも
全く知らなかったですから。。。

(T ^ T) 
知らないよね普通・・・・。

で、絵の具を塗ってみると
やっぱり、こすった部分だけ
絵の具がはじかれて

そこだけ白ハゲっぽく
なりました。。。( ;∀;)

なので
これから絵を描き始める人は
ぜひこれは
覚えておいて欲しいなと思います。

そして最後に必要なのは
風景スケッチをする
「風景」です。

これは、自分の好きな場所に
行って好きな風景を描く
ということだけなんですが

真夏の暑い日とか
長時間ずっと同じ場所で
描いているのは
疲れるし、人目が気になるし
あまり好きではないという人は

描きたい場所の風景を
写真に撮ってきて
家で風景スケッチを
するのもいいと思います。

実際私も、その場でスケッチを
するのが好きではないので
写真に撮ってきて
家でスケッチの練習をしています。

確かに外は
気持ちがいいのですが
あんまり集中できないんですよね。
私の場合。

(´-`).。oO

なので、自分の好きなように
風景をする場所や
スタイルを選んで
自分の1番やりやすい形で
やってみてください。


定番のマルマンスケッチブックです。紙は画用紙タイプです。


こちらもクロッキーといえばこれ!紙はコピー用紙よりも薄い質感です。私はこっちをよく使っています。


スケッチやデッサンなどにおすすめです。芯が比較的やわらかく、初心者でも扱いやすく描きやすいのでおすすめです。私も愛用しています。


練り消しはどのメーカーでもいいですが、よく子供が使う、キャラや香りがついている練り消しは、あまり消えないので、必ずデッサン用のを購入しましょう。

今回のまとめ

今回は、【スケッチ】
風景画を描くうえで必要な
練習スケッチ。
そのための準備とは?

ということについて
お話しました。

スケッチとは何か?
というと
スケッチとは
見たもの、見ているものを
あまり時間をかけずに
紙などにそのものの印象を
描きとめることをいうということ。

そして、キャンバスや
絵の具などの画材を使って
下描きから始め
少しずつ丁寧に色を塗りながら
しっかりと絵を
描いくことと違い

風景スケッチは
その場の雰囲気や
その時印象に残った
ものを、時間をかけずに
とらえてスケッチブックなどに
描いてくということでした。

スケッチに使う
スケッチブックは
紙の厚みがあったり
表紙が分厚いものを選ぶ
表紙が画板の代わりになるので

スケッチ後に絵具で
色を塗っても
紙がぐにゃぐにゃに
なりにくいよということ。

色は別につけたくない。
鉛筆だけでいいという人は
クロッキー帳でも
いいよということ。

そして、鉛筆は
HB~4Bを一本ずつぐらい
あればいいということ。

4B以降の鉛筆だと
芯がだんだん柔らかく
なっていくので
細かい部分を描くスケッチには
あまり向かない
ということ。

間違った部分を
消したいときに使うのは
練り消しを使うということ。

消しゴムだと
紙に塗ってあるドーザ剤が
こする摩擦でとれてしまうので
練り消しで
チョンチョンとたたくように
徐々に消していくと
ドーサが取れにくいので
いいということでした。

そして最後は
自分の好きな描きたい風景を選ぶ
ということ。

人目が気になって
外でスケッチを
描きたくないなら

写真を撮ってきて
それを見ながら
風景スケッチをするのも
いいよということでした。

今回は、心と道具の
準備編ということで
風景スケッチをする
前段階のお話しになりました。

ぜひ参考にしてみてください。

実際の風景スケッチをする方法を
動画にしてみましたので
参考にしてみてください。

↓↓↓↓↓↓

風景画スケッチの
描き方の動画へ進む

ではまた次回!

( ´ ▽ ` )ノ