風景画を描く時の考え方

【〇〇的な絵】女性的?男性的?絵にも性別が存在した !? 線やシルエットが見る人の心を動かす不思議とは?

 

こんにちは!nagaです。
今回は、【〇〇的な絵】女性的?男性的?絵にも性別が存在した !?
線やシルエットが見る人の心を動かす不思議とは?ということについて
お話ししていこうと思います。

 

先日も構図のところで、少しだけ話の中に
出てきたと思いますが、
よく絵の鑑賞とか添削などで、
「あなたの絵は女性的・男性的な絵だね」とか
いうことを言われたり、聞いたことがある人も
いるのではないかと思います。

 

私もはじめ、「絵に男女的なものなどあるのか?」
と全く分かりませんでしたし、何となく絵全体の感じや
雰囲気などを見て言っているのだろうなと思っていました。

 

だって、ただの絵ですよ?
絵はナマモノではないし、性別なんてないですもん・・・絶対!
(ㆀ˘・з・˘)

 

でも違いました・・・
結論から言うと、確かに絵に性別はありません。
でも、この「〇〇的」というものは、確かに存在しますし、
絵を作っていく造形力アップにもつながるとも思いますし
それをこれから詳しく説明していこうと思いますので
最後まで読んでみてください。

 

ではいきましょう!
( ´ ▽ ` )ノ

 

絵にも性別が存在した!?
男性的な絵と女性的な絵とは?

 

 

絵は、さまざまなタッチで描かれていて
絵一つ一つに色々な表情があるということは
前回のタッチのところでお話ししたと思います。

 

この絵の中で、使われている線やシルエットにも
実はいろいろな表情や感情を見る側の人が
感じられるような作りになっていたりします。

 

構図の部分でお話しした、水平線や地平線は
「穏やかさや女性的、落ち着いた感じ」
荒れ狂う荒波や、急な勾配の坂道などは
「不安さや力強さ、厳しさ、男性的な感じ」などを
感じやすいということでしたよね。

 

これを、昔の人たちは絵を見るときに
男性らしさ、女性らしさの特徴と照らし合わし、例えて
「女性らしい」「男性らしい」ということを
言っていました。

 

今は、昔の男性らしさ・女性らしさのような人たちは
現実にはあまりいないので、今もこの例えが使えるのか?
というのは、私個人の正直な感想です。

 

だって、頑固親父みたいな厳しい人見ます?
大和撫子に例えられるような落ち着いた女性います?
あんまり見ませんよね?
今は男性も女性も、さほど関係なく・・・ってな感じで。

 

なので、ここからは大昔の男性らしさや女性らしさ
として説明していこうと思いますので
ご了承ください。

 

 

絵にも性別は存在した !?
直線と曲線。男性的と女性的

 

 

「絵は面で描く」ということも言ったりしますが
線やシルエットでも描かれています。
例えば、下の図のように川の流れで見てみます。

 

川が直線的に流れているものと
クネクネと曲線的に流れているもの
どちらが柔らかく、優しく、穏やかに女性的に見えますか?

クネクネとした曲線の川

 

真っ直ぐ直線の川

 

 

おそらくは、クネクネと曲線的に描かれた川の方を
柔らかく、優しく、穏やかに、女性的に見えたのでは
ないでしょうか?

 

 

 

では次に、下の図を見て
どちらが荒々しく、激しく、力強い男性的な絵に見えますか?

晴れて快晴な時の坂道

 

嵐で雨の日の坂道

 

 

おそらくは、激しい嵐の方を選んだのではないでしょうか?

 

こんな風に人は、ほとんどの人が
絵や線、シルエットなどを見比べただけで
共通して同じ方の絵を選びます。

 

そして、無意識に柔らかい感じや穏やかな感じ
荒々しさや激しい感じというのを
誰に教えてもらった訳ではないのに、知っていて
女性的・男子的としてとらえ、例えることができる。

 

ということは、これをうまく絵の中に取り入れて
絵作りをしていけば、さらに自分がどんな雰囲気の絵を
描いていきたいのか?どんな表現をしたいのか?
ということを、もっと突き詰めて描いていくことができます。

 

先ほどの図で、誰もが選んだように
直線的な線やシルエットなどを多く取り入れた場合
「力強さ・激しさ・荒々しさ」などの男性的な雰囲気になり

 

曲線的な線やシルエットなどを多く取り入れた場合
「柔らかさ・穏やかさ・優しさ」などの女性的な雰囲気になります。

 

では、男性的な直線やシルエットと
女性的な曲線やシルエットの両方を使って
描いた場合はどうなるのか?というと

 

これは、入れる線やモチーフ、シルエットの数や
絵の全体のバランスにもよりますが
男性的な絵の中に、女性的な部分を少し入れると、
男性的なものだけよりも、少しだけ和らいだ感じに

 

女性的な絵の中に、男性的な部分を少しだけ入れると、
女性的なものだけよりも、少しだけ力強い感じに
という中間的という言葉が1番近いかもしれませんが

 

どちらかを強めたり、弱めたりして
絵を自分でコントロールしながら描くことで
見る側の人に、面白い感情を感じさせることも
できるのではないかなと思います。

 

 

今回のまとめ

 

 

今回は、【〇〇的な絵】女性的?男性的?絵にも性別が存在した !?
線やシルエットが見る人の心を動かす不思議とは?ということについて
お話ししてきました。

 

線やシルエットにも
実はいろいろな表情や感情を見る側の人が
感じられるような作りになっていたりして、

人は、ほとんどの人が
絵や線、シルエットなどを見比べただけで
共通して同じ方の絵を選ぶことができ

無意識に柔らかい感じや穏やかな感じ
荒々しさや激しい感じというのを
誰に教えてもらった訳ではないのに、知っていて
女性的・男子的としてとらえ、例えることができるということ。

 

 

直線的な線やシルエットなどを多く取り入れた場合
「力強さ・激しさ・荒々しさ」などの男性的な雰囲気になり
曲線的な線やシルエットなどを多く取り入れた場合
「柔らかさ・穏やかさ・優しさ」などの女性的な雰囲気になり、

 

男性的な直線やシルエットと
女性的な曲線やシルエットの両方を使って描いた場合は
入れる線やモチーフ、シルエットの数や
絵の全体のバランスにもよるけれど

男性的な絵の中に、女性的な部分を少し入れると、
男性的なものだけよりも、少しだけ和らいだ感じに

 

女性的な絵の中に、男性的な部分を少しだけ入れると、
女性的なものだけよりも、少しだけ力強い感じ
になりやすいということでした。

 

絵に性別は存在しないけれど
〇〇的という言葉で表すことができる
ということは、それをうまく利用すれば
自分が表現したいという絵に、より近づけることも
できるので、ぜひ参考にしてみてください!

 

ではまた次回!
( ´ ▽ ` )ノ