
こんにちは!nagaです。
8月に入り、酷暑が毎日のように
続いていますが大丈夫ですか?
また、沖縄・九州などでは
大風の影響で、停電したり
毎日激しい雨が降り続いて
大変な日々を過ごされている方も
おられるようで
早く台風が過ぎ去ってくれることを
本当に祈るばかりしかできないのですが
まずは、身の安全を十分にとって
絵を描いてくださいね。
今回は、世間は夏休みということでも
あるので、川や海
水辺の近くを訪れたり
行くことも多いのではないかなと思うので
【水を描く】これで決まり!水を描くときに
魅力的に描くポイントとは?
ということについて
お話ししていこうと思います。
「水」というと見た目は
無色透明で、絵に描こうとすると
実際に色がないので
どうやって色をつけたり
描いていったりすればいいのか
迷うと思います。
私も、川や海を描く時に
どうやってそれらしく
描いたら、透明感や水ということが
見ている人に伝わるかなと
考えながら描いているのですが
私自身が、いつも水を描くときに
気をつけている部分や
ポイントとなる部分を含めて
お話ししていこうと思いますので
参考しにてもらえたらなと思います。
ではいきましょう!!
( ´ ▽ ` )ノ
水を魅力的に描くポイント①
「写り込みを描く」

水を描く時には
いくつかポイントとなる部分が
ありますが、その中でも
一番重要なポイントとなるのは
「水面の映り込み」です。
① 写り込みを描く
水面の映り込みには2つの表現があります。
一つ目は、タテの映り込みです。
水面には必ず
まわりの木々や風景が反射して
水面に映り込んでいるので
その映り込んでいる風景を
描いて表現します。
これがタテの映り込みです。
タテに映り込んでいる
風景を水面上に描く
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もう一つは、ヨコの映り込みです。
水面は、ただ水がたまっているのではなく
風に吹かれたり、湧き水であったりすると
水面は必ず動きます。
その動いている水面
(流れや波打っている・波紋など)を描いて
表現します。これがヨコの動きです。
水面を見ると
水の流れがヨコ方向にできているので
これを描く
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この二つの表現を
合わせて、水面の写り込みを
描いていくことで
水らしく表現することができます。
水を魅力的に描くポイント②
「透明感」を描く

初めにも、お話しましたが
水を実際に見ると
無色透明なので、色はありません。
では水を絵で表現する時
どうやって描いていけばいいのか?
というと、これも3つの
ポイントを描くことで表現できます。
一つ目は
「光」で透明感を
表現することです。
太陽の光で反射している部分を
描いて透明感を表現する
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水は無色透明なので
色を使って描くことはできません。
でも、水に太陽の光が当たっている
明るい部分は白く反射していたり
例えば、橋の下にある水面などは
太陽の光が届かないので
暗い色をしていますよね。
なので、この「光」をうまく
描き分けていくことで
透明感を表現していくことができます。
二つ目は、
水底を描くことで
表現することです。
水の底には無数の石があるので
それを描いて透明感を表現する
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水は無色透明ですが
水がたまっている部分はどうでしょう?
池でも、川でも、湖でも
水がたまっている部分の底には
石や岩、草やヘドロなどがあるので
無色透明ではありませんよね?
黒ずんでいたり、茶色かったり
水の成分や、光の反射などによっては
青白く見えたりと
何かしらの色が必ず見えます。
とくに、海などを見るとわかると
思いますが、日本の南の方の島などの
海の色と、本州の海の色では
全く違って見えますよね。
あれは、海の底にある砂の色が
違うからだと言われています。
黒く見えるのは、砂が黒いからで
澄んだキレイなエメラルドグリーンに
見えるのは、砂が白いからです。
なので、水の底を描いて表現することで
石が見えれば、透明なのだなと
見る人は理解してくれますし
色がついていて、水底が見えなければ
底が見えないほど、水深が深いのかなと
いうふうに想像してくれたりもします。
三つ目は
水深を表現するものを描く
ということです。

水深を表現するものとは
川だったら、岩とか
湖だったら、枯れて湖に
半分沈んでいる木々とか
水以外のモノを描いて
そこに存在している水が
どれだけ深いモノなのか
ということを表現することです。
この3つを合わせて
かき分けていくことで
より、水の表現を分かりやすく
描いていくことができます。
水を魅力的に描くポイント③
「らしく見える部分」を描く

最後に一番、水らしく
見える部分を描いていきます。
水らしく見える部分とは
しぶき・波紋・波立ちなどを
描いていくことです。
水しぶきなどを描くと
より、水だということが表現できる
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水は、たまっているだけでなく
必ず動きがあるとお話しましたが
その時に、水が動くことで発生する
条件を描くということです。
これを描くことで
水の動きの激しさ度合いを
表現できたり
風なども表現することができます。
今回のまとめ

今回は
【水を描く】これで決まり!水を描くときに
魅力的に描くポイントとは?
ということについてお話しました。
水を魅力的に描くポイントとして
①写り込みを描く
水面に映る周りの風景を
タテの表現として描くことと
水面の動きを表現して描くこと
ということでした。
二つ目は
②水の透明感を描く
水が太陽の光などに反射して
光っている部分と
周りの草や、橋などのモノによって
影になっている部分を描いて
表現するということと
水底の様子を描いて
透明感を表現するということと
まわりに存在するモノ(岩や木々など)
を描いて、水深を表現する
ということでした。
最後は
③ らしく見える部分を描く
さらに、水らしく見えるように
周りに飛び散る水しぶきや
水面に現れる波紋などを描いて
表現するということでした。
これは実際に、私も水辺を描く時に
気をつけながら描いているポイント
なので、いいなと思った方は
ぜひ参考にしてみてください。
では、また次回!!
( ´ ▽ ` )ノ