
こんにちは!nagaです。
今回は、【色作り】
絵を描く時
色が混ざってしまうのを回避する。
マスキングの活用法とは?
についてお話して
いこうと思います。
普段から絵を
描いている人なら
もうすでに知っている
かもしれませんが
絵の具などで
絵を描いていると
部分的に隣の色と
絵の具が、いつの間にか
混ざってしまったりして
せっかく描いた絵が
台無しになってしまった。。。
なんてことが
あると思います。
そんな時に
色の混ざりを防いでくれる
マスキングについて
一つずつ解説していこう
と思いますので
すでに知っている人も
新たな発見がある
かもしれませんので
ぜひ最後まで読んでみてください。
( ´ ▽ ` )ノ
絵を描に
絵を描く時に
色が混ざってしまうのを
回避するためのマスキングとは?

マスキングとは
覆い隠すとか
包み隠すという意味ですが
塗装工の人達が
塗装する以外の場所を
汚さないように
保護するために使った
粘着テープが始まりです。
昔は、塗装や画材などを
普段から扱っている人達の間で
よく使われていましたが
最近は、一般の人達にも
たくさん知られ
ラッピングや、文房具など
でも可愛い柄のものが
売られているのを
見かけるようになりましたよね。
このテープタイプは
とてもよく知られるように
なりましたが
マスキングには
実は2つの種類があります。
1つは、今お話しした
テープタイプのもの。
そして、もう1つは
マスキング液という
液体タイプのもです。

【マスキングテープ】
テープタイプのものは
見たそのまま
テープですが
粘着面の粘着力が
程よくおさえられていて
紙やキャンバスに
くっつきにくくなっています。
そしてテープの表部分は
防水になっているので
マスキングをした部分に
上から絵の具を塗っても
色がつかないように
なっています。
そして、絵の具が乾いてから
このテープをはがすと
色がつかずに
キレイに白いまま残ります。
雪景色や、強い太陽の光
ハイライトなんかを
表現したいときは
紙やキャンバスの白い色が
一番明るい色になるので
その紙の白さを
利用するために
マスキングするという感じです。
そして、マスキング液は
先ほどお話しした
テープ状のものが
液体になったものです。
液体なので
紙やキャンバスに
マスキングするときは
筆などを使って
白く残したい部分に
マスキング液を塗ります。

【マスキング液】
乾いたら指や
ラバークリーナーなどで擦ると
これも簡単に
はがれるようになっているので
残したい部分を
白く残すことができます。

【ラバークリーナー】
じゃあ、マスキングテープと
マスキング液の
メリットはどんな
ことがあるのか?
ということについて
次に詳しく
説明していきたいと思います。
絵を描く時に
色が混ざってしまうのを
回避するための
マスキングテープとマスキング液の
メリットは?

まずは、マスキングテープのメリット
についてお話しして
いこうと思います。
1. テープなので
手軽にマスキングできる。
これは、言うまでもなく
テープ状になっているので
何かを準備する必要がなく
必要な分だけはがし
切って貼ることで
絵を描きながら手軽に
マスキングできる
と言うことです。
テープの太さも
いくつかあるので
その時々に合わせた
太さのものを使えば
より、簡単にマスキングできます。
2. 筆や容器の準備を
する必要もなく
手が汚れない
液体タイプのものと違って
テープ状になっているので
筆や容器などの
他の道具を用意する
必要がないので
手が汚れず
場所を取ることもないので
とても便利に
マスキングできます。
3. 直線的なモノを
マスキングするのには
とても便利
これは、テープの特権
とでも言うべき
メリットですが
地平線や、立体的なモノ
ビルや、窓なんかの建物には
ものすごく簡単に
テープの直線をいかして
マスキングすることができます。
液体タイプだと
筆を使うので
なかなか直線をマスキング
とことは難しいですが
テープ自身が真っ直ぐなので
すぐに直線をマスキングする
ことができます。
そして次は
マスキング液のメリット
についてです。
1. 曲線や丸いもの
複雑な形でも
好きなように
マスキングできる。
直線的なテープとは違って
液体だからこそ
好きな形に筆を使って
絵の具と同じように使い
マスキングできるのが特徴です。
とくに曲線の形、葉っぱや
複雑な曲がりくねった枝などの
形を作りたい時には
とても便利です。
2. 液体が
ゴム成分なので
紙のマスキングテープよりも
絵の具がしみこみにくい
先ほどお話しした
テープ状のものよりも
液体成分がゴムや
ラテックスでできているので
乾くとゴム状になるので
上から絵の具を塗っても
絵の具がなかなか
染み込まないです。
テープ状のマスキングも
防水になってはいるのですが
水分量を多くして描いていると
たまにテープの隙間から
染み込んだりします。
ですが、この液体タイプは
私自身、今も使っていますが
今のところ、染み込むことは
ほとんどありません。
3. 液体に色が
ついているので
マスキングした部分が
わかりやすい。
液体には、紙やキャンバスに
マスキングした時に
どこをマスキングしたのか
分かりやすいように
色がついています。
なので
白い紙にマスキングをしても
すぐに区別がつくので
とても便利です。
ここまで
マスキングのメリットを
お話ししてきましたが
デメリットもぜひ
知っていてもらうと
より、扱いやすくなる
と思うので、これから
説明していこうと思います。
絵を描く時に
色が混ざってしまうのを
回避するための
マスキングテープとマスキング液の
デメリットは?

まずは、マスキングテープのデメリットは?
というと、
1. 曲線や複雑な形を
マスキングするのには
向かない
これは、見た目通りのことですが
テープは直線なので
曲線や、複雑な形状のモノを
マスキングするのには
向かないというか
難しいと言うことです。
もし、テープで曲線などを
マスキングしていく時には
数センチずつにいくつも切って
少しずつ線にそってマスキング
していくしかないです。
私も実際やったことが
ありますが
テープがもったいないし
時間がかかるので
おすすめはしません。
こういう時は
液体タイプを使うことを
おすすめします。
2. たまにテープの
両側から絵の具が
染み込む
テープの表が防水に
なってはいますが
接着がよくできていなかったり
水分量を多くして
絵の具を塗ったりすると
テープのわずかな隙間から
絵の具が流れ込んで
少しシミ出てしまうことがあります。
後から絵の具が乾いてから
上から塗り重ねるのならば
シミ出てしまっても
気にはならないと思いますが
塗り重ねない場合は
気をつけながらマスキングを
していった方が
いいかなと思います。
3. 紙の質によっては
紙ごとはがれてしまう
時がある
マスキングテープは
貼ってはがせるように
テープの粘着力が
程よい状態で作られていますが
紙の質や、状態によっては
たまに紙ごとはがれて
しまう時があります。
なので、マスキングする前に
一度試しに貼ってみて
紙と絵の具
マスキングテープの相性を
確認してから使うと
紙ごとはがれてしまう
という問題も無くなるので
いいと思います。
次は、マスキング液のデメリット
についてですが、
1. マスキング液によっては
においがする
マスキング液も
色々な会社から
販売されていますが
マスキング液によっては
多少ニオイがあるもの
もあります。
このニオイが苦手な人
によっては、使いたくない
という人もいるかなと思います。
でも、乾いてから
マスキングをとってしまえば
ニオイも残らないので
問題はないかなと思います。
2. マスキング液によっては
薄めて使わないとならない
マスキング液は
一応そのまま使えるように
販売されていますが
このまま使うと
粘度がかなりあるので
筆でマスキングすると
あまり伸びないので
マスキングしずらいです。
なので、使うときは
このマスキング液を水で
少しだけ薄めて
粘度を弱めてあげると
筆で、マスキング
しやすくなります。
ですが、あまり水を
多くしてしまうと
粘度は弱まりますが
マスキング力も同時に
弱まってしまうので
程よい塩梅にしないと
乾いてからはがす時に
紙ごとはがれてしまうことが
ありますので
これも、初めに試しに
マスキングしてみてから
実際にやっていくと
いいかなと思います。
3. 筆や容器などを
用意しないと
マスキングできない
マスキング液を使う時に
筆や容器を用意しないと
マスキングすることができません。
マスキング液にそのまま
筆を突っ込んで
描いていけば?と思うかも
しれませんが
先ほども言ったように
粘度が高いものもあるので
薄めてマスキングしないと
ならない場合があります。
なので、その都度
使う分だけマスキング液を
容器に出してから
薄めて使うことで
乾燥も防ぐことができます。
マスキングテープにも
マスキング液にも
メリット・デメリットは
必ずあるので
自分の絵を描く用途に
合わせてそれぞれ
使っていくと
うまくマスキングできる
のではないかと思いますので
どちらも色々と
試していくといいかなと思います。
画材用マスキングテープといえば日東!ホームセンターなどに売っている資材用のマスキングテープは、絵の具がシミやすいのであまりオススメしません。画材用のマスキングテープを購入するといいです。 |
容量が少しで、価格はお高めですが、マスキングインクにはこれがオススメです。ただ、粘土が高いので使う時は水で若干うすめて使うことが必要です。 |
マスキング後のインクを、はがす時に使うラバークリーナーです。一つ買うと当分使えるのでオススメです。 |
マスキング液を使い終わった筆を洗うためのマスキングクリーナー液です。これを使うと、筆がキレイに落ちます。 |
今回のまとめ

今回は【色作り】
絵を描く時
色が混ざってしまうのを回避する。
マスキングの活用法とは?
ということについて
お話ししました。
マスキングとは
覆い隠すとか、包み隠す
という意味ですが
塗装工の人達が
塗装する以外の場所を
汚さないように
保護するために使った
粘着テープが始まりで
マスキングには
実は2つの種類があり
1つは、テープタイプのもの。
そして、もう1つは
マスキング液という
液体タイプのものがあるということ。
マスキングテープの
メリットとしては
1. テープなので
手軽にマスキングできる。
2. 筆や容器の準備を
する必要もなく
手が汚れない
3. 直線的なモノを
マスキングするのには
とても便利
ということ。
マスキング液の
メリットとしては
1. 曲線や丸いもの
複雑な形でも
好きなように
マスキングできる。
2. 液体がゴム成分なので
紙のマスキングテープよりも
絵の具がしみこみにくい
3. 液体に色が
ついているので
マスキングした部分が
わかりやすい。
ということ。
そして
マスキンテープのデメリット
としては
1. 曲線や複雑な形を
マスキングするのには
向かない
2. たまにテープの
両側から絵の具が染み込む
3. 紙の質によっては
紙ごとはがれてしまう時がある
ということ。
そして、マスキング液の
デメリットとしては
1. マスキング液によっては
においがする
2. マスキング液によっては
薄めて使わないとならない
3. 筆や容器などを
用意しないと
マスキングできない
ということでした。
今回お話しした
マスキングテープや
マスキング液の
メリット・デメリットは
私が実際に使ってみて思った
主な3つずつを
お話ししました。
自分の描いていく絵に
合わせて
テープやマスキング液を
上手に使い分けていくと
いいかなと思います。
ではまた次回
( ´ ▽ ` )ノ