風景画実践

②【構図】構図を味方にする!実はたくさんあった!? 風景画を描く時に役立つさまざまな構図とは?

こんにちは!nagaです。
今回は、前回に続き
②【構図】構図を味方にする!
実はたくさんあった!?
風景画を描く時に役立つ
さまざまな構図とは?

ということについて
お話ししていこうと思います。

前回、風景画の構図で
よく知られているものが
「地平線型構図」
「水平線型構図」「遠近型構図」

この3つが
よく使われている構図だよ
ということを
お話ししたと思いますが

風景画の構図の中では
この2つ
「地平線型構図」と
「水平線型構図」が

風景画を初めて描く時に
よく使う基本的な構図
になると思うので
ぜひ最後まで読んでみてください。

では始めましょう!
( ´ ▽ ` )ノ

風景画を描く時に役立つ
さまざまな構図とは?
1. 地平線型構図

1.  地平線型構図

「地平線型構図」とは
画面の中に、地平線を基準として
絵が描かれた構図のこと
をいいます。

これは、絵だけでなく
カメラの構図なんかでも
まず初めの基本の構図で
真っ直ぐ前を見たままの感じですね。

こんな感じです
↓↓↓↓↓

この地平線型構図を
使った場合のメリット
見ている側に、穏やかさや
静かさ、落ち着き、安心などを
感じてもらえる傾向があります。

この構図は
人が目で見た時と
ほぼ、変わらない状況で
見えるので

絵にした時にも
不安さや違和感を感じづらく
多くの人に
共感されやすい構図です。

そしてもう一つ
これと対にになる構図があります。
それは、「水平線型構図」です。


地平線型構図は、山や丘
野原や草原に使ったりしますが
「水平線型構図」は文字通り
水辺、海や湖などに使います。

風景画を描く時に役立つ
さまざまな構図とは?
2. 水平線型構図

2. 水平線型構図

「水平線型構図」とは
画面の中に水平線を基準として
絵が描かれた
構図のことをいいます。

こんな感じです
↓↓↓↓↓

この水平線型構図を
使った場合のメリットは
先ほどの地平線型構図と同じで

見る側に、穏やかさや
静けさ、落ち着きや、安心などを
感じてもらえる傾向があります。

この構図も
人が見たままの状況と
ほぼ変わらないので

絵にした時にも
違和感や不安さを感じづらく
多くの人に
共感される構図になります。

この2つの構図
「地平線型構図」「水平線型構図」
両方に使える
変形的な構図がもう一つあります。


それは
「傾きを加えた地平線・
水平線構図」です。

風景画を描く時に役立つ
さまざまな構図とは?
3. 傾きを加えた地平線・水平線構図

3. 傾きを加えた地平線・水平線構図

「傾きを加えた地平線・
水平線構図とは」
地平線・水平線構図のように
真っ直ぐ真横に
地平線や水平線を描くのではなく


あえて斜めに
地平線や水平線をとる
構図のことをいいます。

こんな感じです
↓↓↓↓↓

荒波のようになる場合水平線は傾きます

急な坂の場合地平線は傾きます

この構図を使った
場合のメリットは
見る側に緊張感や恐怖
ドラマ性や不安
躍動する生命力など
を感じさせる傾向があります。

先ほどの真っ直ぐな
地平線や水平線をとる
構図とは違い

絵に、何かしらの動きを
感じられる雰囲気になり
全体的にバランスが
とりにくい構図です。

なので、初めて
風景画を描くのには
この構図を使うと
少し難しいかもしれませんが

絵に動きを出したい時や
インパクトを与えたい時など
に使える構図なのでは
ないかと思います。

今回のまとめ

今回は、前回に続き
②【構図】構図を味方にする!
実はたくさんあった!?
風景画を描く時に役立つ
さまざまな構図とは?
ということについて
お話ししてきました。

1.  地平線型構図

「地平線型構図」とは
画面の中に地平線を基準として
絵が描かれた構図のことをいい

この地平線型構図を使った
場合のメリット
見ている側に、穏やかさや
静かさ、落ち着き、安心などを
感じてもらえる傾向があって

絵にした時にも
不安さや違和感を感じづらく
多くの人に共感されやすい
構図だということ。

2. 水平線型構図

「水平線型構図」とは
画面の中に水平線を基準として
絵が描かれた構図のことをいい

この水平線型構図を使った
場合のメリットは
先ほどの地平線型構図と同じで

見る側に、穏やかさや、静けさ
落ち着きや、安心などを
感じてもらえる傾向があり

この構図も
人が見たままの状況と
ほぼ変わらないので

絵にした時にも
違和感や不安さを感じづらく
多くの人に
共感される構図になるということ。

3. 傾きを加えた地平線・
水平線構図

「傾きを加えた地平線・
水平線構図」とは
地平線・水平線構図のように
真っ直ぐ真横に
地平線や水平線を描くのではなく

あえて斜めに、地平線や
水平線をとる構図のことをいい

この構図を使った場合の
メリットは
見る側に緊張感や恐怖
ドラマ性や不安
躍動する生命力など
を感じさせる傾向があり

絵に何かしらの
動きを感じられる
雰囲気になり、全体的に
バランスがとりにくい構なので

初めて風景画を描くのには
この構図を使うと
少し難しいかもしれない
ということでした。

今回は、風景画を
初めて描くときの
基本的な構図を説明してみました。

次回も
③構図として詳しく
説明していこうと思いますので
ぜひ、見てみてください。

では、また次回!
( ´ ▽ ` )ノ

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③【構図】
構図を味方にする!
実はたくさんあった!?

風景画を描く時に役立つ
さまざまな構図とは?
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