風景画実践

【早描き技法①】風景画を描く時間がない!そんな時はカマイユ画法で時短テク !

こんにちは!nagaです。

新年明けまして
おめでとうございます!

それぞれに良い年を
迎えたでしょうか?
なんとこのブログも
2021年4月より始めてから

今回の記事で
51回目の記事になりました。
あと半分で100記事目!

*\(^o^)/*

いやめでたい!

人より何度も繰り返しやらないと
何事も身につかない自分が
エッチラオッチラと

亀の歩みのように書き進め

いつの間にやら
こんなにたくさん記事に
することができていて
自分では信じられないほど

嬉しい限りです。

今年は、より分かりやすく
を目指し動画にも
力を入れていきたいと
思いますので
どうぞ今年もよろしく
お願いいたします!

ということで
新年1回目の記事は
絵を描く時間が
あまりとれない時に
使える方法として


【早描き技法①】
時間がない !
そんな時はカマイユ画法で
時間テク !

ということについて
お話していこうと思います。

それではいきましょう。
( ´ ▽ ` )ノ

時間がない時
時短テク。
カマイユ画法とは?

カマイユ画法とは
古典的な(昔に)油絵を描く時に
使われていた技法で

【カマイユ】はフランス語で
グレー系の色以外の単色
(一つの色だけ)を使って
色の濃淡や明暗で
表現しながら描くことをいいます。

カマイユに使う単色の色は
おもに、褐色系の色を使って
描きます。

褐色系とは
絵の具の名前で言えば
アンバーやバーントシェンナ
などの色で
茶色や赤茶、サビ色
セピア色のような見た目の色です。

この褐色系の色
一色で描くと、とても
ノスタルジックな雰囲気の
絵になるので

たくさんの色を使って描く
絵とはまた違った味わいの
ある絵になります。

日本にも、使うモノや
色は違いますが
水墨画なんかもこの描き方に
とてもよく似ていますよね。

墨一色を使って
墨の濃淡で絵を表現する。
水墨画にしか出せない
独特な雰囲気の味わいです。

では、なぜこのカマイユ画法が
時間がない時に
いいのかというメリットついて
次にお話していこうと思います。

時間がない時
時間テク。
カマイユ画法のメリットとは?

なぜ、このカマイユ画法が
時間がない時に使えるのか?
ということですが、
まず1つ目。

1. たくさんの色を
使うことなく
最後まで一色で

描くことができるので
色に惑わされることなく
集中して描ける。

普通、絵の具を使って
絵を描いていくと
たくさんの色を使って
絵を描いていくので

その度に、この部分の色は
どの色を使おうとか
どうやって色を目立たせようとか
一つの部分に色をつけるだけでも

たくさんの情報量と
自分の頭との戦いになりますが

カマイユは
最初から最後まで
使う色は一色なので

まず、色の戦いからは
頭が開放されます。(^_^;)

あとは色の濃淡だけを考えて
描いていけばいいので
それだけでも
時間は短縮されます。

2. 使う色が一色のみなので
描くスピードが上がる

これも、先ほどと
同じことが言えますが
一色だけで描くので

たくさんの色を使うよりも
圧倒的に描くスピードは
速くなります。

そして、ほかの色を使わないので
あの色が乾いたら
塗り重ねようとか

ほかの色を塗り重ねるのに
乾くのを待つための時間が
少なくてすむ

ということも
スピードが上がる理由の
一つにもなります。

3. あとから時間がある時に
上から色を
つけることができる

これは、カマイユ画法の
一番のメリットかもしれませんが
時間がない時には
カマイユ画法の一色のみで
描いておいて

時間がある時に、あとから色を
上から重ねてつけていくことが
できることです。

これが、普通に最初から
色を使って描いていった
絵とは違って
とってもいい雰囲気と
温もりが感じられる
暖かみのある絵に
なったりします。

人によっては
古臭い絵とか
貧乏くさいとか
いったりしますが

私は結構この
ノスタルジックな
暖かみや人肌を
感じられるような
雰囲気が好きです。

このように、カマイユ画法には
いくつかのメリットがあるので
時間がない人や

ささっと一色で
余計な頭を使わずに絵を描いて
いきたい人には、とても
オススメな描き方では
ないかなと思います。

じゃあ、カマイユ画法には
デメリットはないのか?
ということですが、あります。
そのデメリットについても
次にお話ししていこうと思います。

時間がない時の
時短テク
カマイユ画法。デメリットは?

1. 水加減を
うまく扱わないと
濃淡表現が難しい

先ほども、メリットの
ところでもお話ししましたが
カマイユは、一色だけを
使って最初から最後まで
濃淡で表現しながら
描いていくので

絵の具と水加減の塩梅が
うまくいかないと
うまく濃淡を表現するのが
難しいです。

なので、初めから
濃い色と薄い色を
いくつか別の容器に
作っておいて

あらかじめ筆で
ちょこっと画用紙に
試し描きしてから
描き始めると
うまくいきやすいです。

作った色よりも、濃いと
思ったら、その色より
筆で少し水を足せば
すぐに薄くなるので
こうすれば難しさもなくなります。

2. 色の表現がわからない

もうこれは
しょうがないとしか
言えないのですが

一色で描くために
色を使う表現が
わからないという
そのままのことですね。

なので、時間がある時は
色を使って絵を
描いていくことも
一緒に練習していくと
表現の幅も広がるかなと思います。

3. 絵が古臭い
ノスタルジックになる

これは、デメリットになる人
ならない人に分かれる
思いますが

使う色が褐色系
赤茶や茶色、サビ色
セピアなどの色を
使って描いていくので
どうしても経年劣化したような
雰囲気になってしまいます。

その感じが
私のように好きならば
何も問題はないのですが
あまり好きではない人
にとっては、古臭いとか田舎臭い
というふうに思うかもしれない。

ということが
デメリットになる
のかなと思います。

今回のまとめ

今回は【早描き技法①】
風景画を描く時間がない !
そんな時は
カマイユ画法で時短テク !

ということについて
お話ししました。

カマイユ画法とは
古典的な(昔に)
油絵を描く時に
使われていた技法で

【カマイユ】はフランス語で
グレー系の色以外の単色
(一つの色だけ)を使って
色の濃淡や明暗で
表現しながら描くことをいう。

カマイユに使う単色の色は
おもに褐色系の色を使って描き
褐色系とは

絵の具の名前で言えば
アンバーやバーントシェンナ
などの色で、茶色や赤茶
サビ色、セピア色のような
見た目の色のこと。

カマイユ画法で描く
メリットとしては

1. たくさんの色を
使うことなく
最後まで一色で

描くことができるので
色に惑わされることなく

集中して描ける。
ということ。

最初から最後まで
使う色は一色なので
濃淡だけを考えて
描いていけばいいので
それだけでも
時間は短縮されるということ。

2. 使う色が一色のみ
なので、描く
スピードが上がる

一色だけで描くので
塗り重ねの色を
考えることなくすむので
たくさんの色を使うよりも
圧倒的に描くスピードは
速くなるということ。

3. あとから時間が
ある時に、上から
色をつけることができる

時間がない時には
カマイユ画法の一色のみで
描いておいて
時間がある時に
あとから色を、上から
重ねてつけていくことが
できるということ。

そして、デメリットとしては

1. 水加減をうまく
扱わないと
濃淡表現が難しい

カマイユは、一色だけを
使って最初から最後まで
濃淡で表現しながら
描いていくので

絵の具と水加減の塩梅が
うまくいかないと
うまく濃淡を表現するのが
難しいということ。

しかし、初めから濃い色と
薄い色をいくつか別の容器に
作っておいて

あらかじめ筆で
ちょこっと画用紙に
試し描きしてから
描き始めると
うまくいきやすいし

作った色よりも
濃いと思ったら
その色より筆で
少し水を足せば
すぐに薄くなるので
こうすれば難しさも
なくなるということ。

2. 色の表現が
わからない

一色で描くために
色を使う表現が
わからないということ。

時間がある時は
色を使って絵を描いて
いくことも一緒に
練習していくということも

あわせてやっていくことで
表現の幅も広がるということ。

3. 絵が古臭い
ノスタルジックになる

これはデメリットになる人
ならない人に分かれるが
使う色が褐色系
赤茶や茶色、サビ色
セピアなどの色を
使って描いていくので

どうしても経年劣化
したような雰囲気に
なってしまうので

その感じが、私のように
好きならば何も問題はない
のですが

あまり好きではない人
にとっては、古臭いとか
田舎臭いというふうに
思うかもしれない
ということでした。

メリット、デメリットともに
お話ししてきましたが
色をたくさん使う表現も
それなりに表現の幅は
広がりますが

あえて一色のみで
描いていくことも
色を使う時と使わない時の
違いなんかも

自分で描いてみて
感じることができると思うので
興味のある人は
ぜひ挑戦してみてください。

そして
このカマイユ画法について
分かりやすいように
動画にしてみました。
動画と合わせて
ぜひ参考にしてみてください。

↓↓↓↓↓↓ 

時間がない!
そんな時は
カマイユ画法で

描いてみようの
動画へ進む

ではまた次回!

╰(*´︶`*)╯