風景画実践

【続編】初心者でも分かりやすい!2つの影と陰の使い方とは?

こんにちは!nagaです。
今回は、前回の
【前編】初心者でも分かりやすい!
2つの影と陰の使い方とは?
の続きとして

「陰」について
お話していこうと
思います。

前回、「影」と「陰」の
2つの種類があって
モノは、この二つのカゲを
表現することで

より絵にした時に
立体的に表現することが
できるとお話したと思います。

「影」は、モノ自身が
光をさえぎって
モノの周りに落ちる影のことで


「陰」は光が当たる角度
モノの角度によって
モノの表面にできる明暗のこと
でした。

今回はこの「陰」の
できる考え方をこれから
詳しくお話していこうと
思います。

ではさっそく
いってみましょう!
( ´ ▽ ` )ノ

もう一つのカゲ
「陰」を考えてみよう

先ほども言ったように
「陰」とは
光の当たる角度や
モノの角度によって
表面にできる明暗のこと
をいいます。

この陰は
面に光が真正面にあたると
その面は一番明るくなり


まったく当たらないと
その面は一番暗くなります。
そして

その中間は明るさから
だんだんと暗くなります。
以前話した「影」よりも
分かりやすいのではないか
と思いますが

もっと
分かりやすくするために
円柱で考えてみましょう。
下図のように
円柱をいくつかに均等に分けて
「陰」を考えてみてください。

こうして分けて
陰部分を考えてみると
実際に描く時も
陰のつけ方が
分かりやすいのでは
ないかと思います。

この陰も、どんなものに
対しても同じく
考えられます。

そして、この「陰」には
もう一つ最後に付け加えて
考えてほしいこと
があります。

それは、陰と一緒に存在する
「反射光」です。

前回お話した「影」
今回の「陰」
そして、この「反射光」
を一緒に意識しながら
描くことで
モノの立体感をさらに
表現することができます。

2つのカゲと存在する反射光とは?

この反射光とは
陰部分のとくに
一番光の当たらない部分
に入ります。

モノに対して
さえぎられた光が
まわりこんで
テーブルなどにあたり
そのテーブルにあたった光が
モノに反射して
あたる光のことです。

これを忘れずに
考えて入れてあげると
より絵にした時に
立体感が出るので
いろいろと自分で描いてみて
練習してみてください。

今回のまとめ

今回は、前回の続編として
続編!!
初心者でも分かりやすい!
2つの影と陰の使い方とは?
の「陰」の部分について

お話しました。

「陰」とは
光の当たる角度や
モノの角度によって
表面にできる明暗のこと
をいい

面に光が真正面にあたると
その面は一番明るくなり
まったく当たらないと
その面は一番暗くなる。

そして、その中間は
明るさからだんだんと
暗くなっていく
ということ。

そして
より分かりやすく
するために

モノの面を
いくつか均等にわけて
一つ一つの面で
陰を考えていくということ。

最後に
陰の一番暗い部分には
モノを回り込んで落ちた
光の反射光が入る
ということで

これも陰と一緒に
考えて描くと
絵にした時に
よりモノに立体感がでる
ということでした。

「影」と「陰」そして
「反射光」。

難しいかもしれませんが
ぜひこのセットで
考えて練習してみて
ください。

何度かいろんなものを
描いていくうちに
必ず覚えられるように
なると思うので
ぜひ挑戦してみてください。

では、また次回。
ヽ(^o^)丿

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