風景画を描く時の考え方

【葉っぱを描く】簡単そうで難しい?樹木の葉っぱを描くときの基本と考え方とは?

こんにちは!nagaです。
前回は、樹木を描くときの
考え方について
お話ししましたが

今回は、これからの季節
風景画を描く時に、何かと
描くことが多い

【葉っぱを描く】
簡単そうで難しい?
樹木の葉っぱを描く時の
基本と考え方とは?
について
お話ししていこうと思います。

葉っぱを描くときに
よく言われるのが
【葉っぱの部分を描くときは
かたまりで考える】
とか

【丸がいくつもある感じで考える】
などと言われていますが
これは遠景部分の樹木を描くときの
考え方
で、中景〜近景にある
樹木や葉っぱを描くときは

意外と葉っぱの形や向きなどが
裸眼でも見えるので
その部分を考えながら描くことが
結構難しいですよね。

私も、葉っぱを描くときは
今でも試行錯誤しながら
実際に資料を見たりしながら
描くのですが


樹木と同じで、一枚一枚
形や生えている向きや
大きさなども違うので
描く時には毎回悩みます。

そんな同じような
悩みを持つ人のために
ヒントになればということで


今回は葉っぱを描くときの
考え方について
詳しく解説していこうと思いますので
最後までぜひ見て見てください。

ではいきましょう!
( ´ ▽ ` )ノ

簡単そうで難しい?
葉っぱを描くときの基本と考え方とは?

葉っぱを描くと言っても
樹木や花と同じように
いくつも種類がありますよね。

樹木だけならともかく
草や雑草にも葉っぱは
必ずあるので、風景には
欠かせないものでもあるのですが

前回、樹木のときにも少し
お話ししたように
樹木の枝ぶりには、それぞれの
木によって、リズムがある

言いましたが

この葉っぱにも
生え方の向きやリズムが
存在しています。

葉っぱの向きを考えてみよう

人間にも正面や横顔があるように
葉っぱや花にも正面・横などから
見たときの見え方や向きなどに
違いがあります。

葉っぱの色々な向き方
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葉っぱも一つだけの
描き方があればいいのですが
風に吹かれたりして
葉っぱの向きにクセがついたり
裏返っている葉っぱもあったりと

見る角度によって
色々な見え方があります。
なので、まずはその
向きを考えてみるということです。

1. 葉っぱを真正面から見たとき

葉っぱをきちんと
真正面から見ると
キレイな葉っぱ型をして見える
わけではありません。

枝から葉っぱが生えているので
葉っぱ自身の重みで
葉先は重力で耐えられず
多少垂れ下がっています。

なので、真正面から見たときは
ハート型のような見え方になります。

2. 左向きの葉っぱを見たとき

葉っぱを左向きで見たとき
主に3つの向きに分かれます。

一つ目は、葉先が前側に垂れて
手前になるときです。

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そして、もう一つは
葉先が後ろ側に垂れて
後ろ向きになるときです。

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そして、最後は左真横向きです。
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この3つが、葉っぱを描くときの
基本の考え方
になります。
この基本を使って


あとは葉っぱを描く時に
角度を変えて、少し上向きにしたり
下向きにしたりしながら
私は描いていったりしています。

右向きの時も同じです。
葉先が手前になる時

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そして
葉先が後ろ側になるとき。
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そして最後に
葉が真横右に向くときです。
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こんな感じで、基本の描き方を応用して
葉っぱを描いてみました。
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葉っぱの向きや
リズムを頭に入れながら描いていくと
中景〜近景の葉っぱも
描きやすいのではないかと思います。

また、細長い葉っぱでも
基本的に、考え方は同じなので
よく観察して
描いてみてください。

今回のまとめ

今回は【描き方】
簡単そうで難しい?
樹木の葉っぱを描く時の基本と
考え方とは?
ということについて
お話ししました。

まずは、葉っぱの向きを考える
ということでした。

正面・真横左・左ナナメ・
真横右・右ナナメ・真後ろ・・・
色々な向きで考えるということ。

そして、この基本から
生える角度を考えて
少し傾けたり、クセをつけたり
して描いていくと

中景〜近景の葉っぱらしく
見えるように描いていける
ということでした。

あまり難しく考えず
まずは、基本的な生え方や
葉っぱのリズムを見つけて
描いていってみてください。

では、また次回!
( ´ ▽ ` )ノ