
こんにちは!nagaです。
ようやく肌寒い
春雨の時期が終わり
だんだんと季節は
夏に近づいているような
ジメッとした暑さを
感じるようになりましたね。
今年は梅雨入りも
早まるらしいので
晴れた日がより貴重な
洗濯びよりとなりそうです。
( ^∀^)
今回は、【絵作り】
風景画を描くのが難しい!
どうやって描くの?
と思ったときの
順番と作り方とは?について
お話ししていこうと思います。
どんな絵を描いていくにも
人によって様々な描き方や
考え方があると思います。
とくに、これから始めて
風景画を描いていく人は
どこからどうやって
描いていったらいいのか?
クソ!
難しすぎて風景画なんて
嫌いになりそう!
o(`ω´ )o
と思っている人も
いると思います。
私も実際そうでした。
そういう人(自分)
のためにも
今回は、私自身が実際
風景を描いていくときの
作り方や考え方を
お話ししていこうと思いますので
ぜひ参考にしてみてください。
ではいきましょう!
( ´ ▽ ` )ノ
風景画を描くときの作り方と順番
1. 構図とアングルを考える

風景画を描くうえで
これが1番考える部分
ではないのかな
と思いますが
構図を考えるということです。
構図って難しいですよね。
とくに絵を描き始めた頃なんて
構図の意味すら理解するのも
分からなかったし
私も構図に関して
いまも毎回どうしようかと
迷いまくって描いていますが
絵を描く前に
どんな絵を描こうとか?
なんの絵を描こうか?
ということを
1番最初に決めてから
描くと思いますが
風景画の定番的構図といえば
水平線構図が
多いのかなと思います。
こんな感じ
↓↓↓↓↓

なぜこの構図が
風景画には多いのか?というと
すでに
「前例ありの美しさが
保証された構図」だからです。
絵はずっと大昔から
色々な巨匠たちが描いてきて
現在まで様々な構図で作られ
色々な時代の
たくさんの人々に
共感されてきました。
「共感される」ということは
それだけその風景構図が
誰が見ても見栄え良く
美しい風景だと
ひと目見て分かる
理解できる構図
ということにもなります。
そして、有名画家や
巨匠たちが、この構図で絵を描き
素晴らしいと賞賛された
前例も数々あるために
こぞって、この水平線構図を
風景で使い
やがて定番になっていきました。
でも、風景画を学ぶには
この水平線構図から
学び始めるのが風景画を描いていくのに
分かりやすく、最適なのですが
「自分が表現したい風景画を描く」
ということで考えた場合
それが世間では
水平線構図が当たり前になって
常時化してしまっているので
人の目を惹きつける構図
ということでは
絵自体に色々工夫をこらさないと
なかなか難しいかもしれません。
そうならないために
「誰も見たことがない視点を探す」
ということが
必要になるのかなと思います。
「誰も見たことがない視点を探す」
ということは
誰にも共感されていない
ということでもあるので
構図で人の目を惹きつける
ということでは
バッチリですが、他人に
共感されるという面では
難しい部分もあります。
なので、他人から共感されて
なおかつ
誰も見たことがない視点で
描かれている構図
を見つけることを意識して
構図を考えていくと
いいのかなと思います。
そして、構図と一緒に
決めておくといいのがアングルです。
アングルとは、角度のことです。
絵を描くときに
下から見上げた
角度の絵にするのか
真っ直ぐ見たままの
角度の絵にするのか
上から見下ろした角度の
絵にするのかということです。
風景画を描くときの作り方と順番
2. 全体の彩度を考える

構図とアングルを考えたら次に
絵全体の彩度を考えます。
彩度とは
以前も少しお話ししたと思いますが
色の鮮やかさのことを言います。
例えば、快晴の日は
太陽がギラギラと輝き
まぶしいぐらいに
明るいですよね。
でも、曇りの日は
太陽は雲に隠れているので
どんよりと薄暗く
晴れの日よりは明るくない。
下の写真のように晴れや曇り
夕立ちなど彩度が違うことが
分かると思います。
【晴れた日】
↓↓↓↓↓

【曇りの日】
↓↓↓↓↓

【夕立】
↓↓↓↓↓

急な夕立が来ると
曇りよりもさらに
真っ暗くなり、明るさは
もっと感じなくなりますよね。
こんな風に
自分がどんな状態のときの
風景を描くのか
によって下の3つのように
最初に全体の明るさを
決めてしまいます。
高彩度・・・晴れ(明るい)
中彩度・・・曇り
(薄暗い・あまり明るくない)
低彩度・・・雨・夜(暗い)
そうすると、絵の具で
実際に描いてくときに
昼間の風景だから
使う色は全体的に明るい色
夕暮れの風景だから
ちょっと明るさを抑えた色を
使うことを意識すればいいんだなと
選ぶ色も分かりやすくなる
かなと思います。
風景を描くときの作り方と順番
3. 光線状態を考える

そして最後が
光線状態を考える
ということです。
光線状態とは
光の角度や向き
位置のことです。
なぜこの光線状態を
考えなければならないかというと
風景画は天候に限らず
太陽の光が絵の中では
光源になっているからです。
なので、どこに太陽を置いて
どういうふうに
光が差しているのか?
先ほどもお話ししたように
晴天なのか?曇りなのか?
光は順光なのか?
逆光なのか?斜光なのか?
ということを
考えなければなりません。
もし、この光源を考えないで
絵を描いたとしたら
光はないということに
なるので
全面真っ黒けっけの絵に
なってしまいます。
これだと絵を描く意味が
なくなってしまいますよね。
なので、太陽は
どの位置にあるのか?
太陽の光はどんな風に
どの角度で差しているのか?
ということを考えて
下描きを作っていくと
絵の具を使っていく時にも
描きやすいのでは
ないかなと思います。
今回のまとめ

今回は【絵作り】
風景画を描くのが難しい !!
どうやって描くの?
と思ったときの順番と作り方とは?
ということについて
お話ししました。
まず初めに
1. 構図と
アングルを考える
「自分が表現したい風景画を描く」には
定番の水平線構図でも
いいけれど、その時には
絵自体に何か工夫を
入れるといいということ。
他人から共感されて
なおかつ
誰も見たことがない視点で
描かれている構図
を見つけることを意識して
構図を考えていくということ。
2. 絵全体の
彩度を考える
自分が描きたい風景は
どんな状態のときの
絵なのかを考えて
高彩度・・・晴れ(明るい)
中彩度・・・曇り
(薄暗い・あまり明るくない)
低彩度・・・雨・夜(暗い)
という3つの彩度の中から
近いものを選んで
絵全体の彩度を
考えておくということ。
これを決めておくと
絵の具を使って描いたときに
色を選びやすくなるということ。
3. 光線状態を考える
風景画は天候に限らず
太陽の光が絵の中では
光源になっているので
どこに太陽を置いて
どういうふうに光が
差しているのか?
晴天なのか?曇りなのか?
光は順光なのか?
逆光なのか?斜光なのか?
ということを考える
ということでした。
これはあくまで
私が風景画を作るときに
考えている方法なので
他にも、人によってたくさんの
考え方があると思いますので
試してみたいという人は
ぜひ参考にしてみてください。
ではまた次回!
( ´ ▽ ` )ノ