風景画実践

【早描き技法③】風景画を描く時間がない!そんな時は、部分着彩で時短テク !

こんにちは!nagaです。
今回は、【早描き技法③】
風景画を描く時間がない !
そんな時は
部分着彩で時短テク !
ということについて
お話ししていこうと思います。

前回と、前々回
絵を描く時間を
短縮できる方法
についてお話しましたが

今回も、多少時間を
短縮できるのではないかな
と思う描き方を紹介して
いこうと思います。

もしかしたら
もうすでに風景画を
描いている人は
知っている方法
かもしれませんが

最後まで読んでみて
ぜひ挑戦してみてください。

ではさっそく
解説していこうと思います。

( ´ ▽ ` )ノ

風景画を描く時間がない時に
時短テクできる部分着彩とは?

部分着彩とは何かというと
線で絵を描いた時に
その絵の中で1番
強調したい部分だけに
色をつける方法のこと
をいいます。

絵を描く時によく
モノを面で描け
といったりしますが
面で描く絵ばかりが
絵ではありませんよね。

線だけで描く線画だったり
ボールペンだけを使って描く
ボールペン画やペン画
なども立派な絵です。

風景も
スケッチをしたりする時に
鉛筆などで描くと思いますが

この線をあえて残して
その風景の中で
1番強調させたい部分や
色が際立っているなとか
色が目立っているな
というところにだけ色をのせます。

これは、線画を主役として
絵にしたいときに描く方法です。
色を塗るのが
面倒くさいからとか
手抜きをしたいからとか

そういうことではなく
あくまで、線を主役に
したものなので
色はいつもよりも
抑えて描いていきます。

全体的に
がっちりした絵ではなく
ふんわりと柔らかな印象
受けるので

私は結構
こんな雰囲気の絵も
好きだったりします。

( ´ ▽ ` )

それに、風景画を描く時にも
この描き方は結構向いている
私は思っていて

とにかく風景は
描く部分の情報量が
多いからです。

静物画や人物を描くときは
風景よりは、描く対象物の数が
ある程度決まっている
ことが多いですよね。

でも、風景は山だったり
ビルだったり
空だったり、道路だったり
看板だったり・・・

とにかく目に
今見えているもの全てが
風景なので

丁寧に、最初から
最後まで描こうものなら
時間はとにかく
たくさんかかります。

なので
あまり時間がとれないけれど
風景画を描きたい
というときは、線で描いて
少しだけ色を入れる
ということをうまく使う
時間がなくても風景画を
描くことができる
のではないかなと思います。

風景画を描く時間がない時に
時短テクできる
部分着彩のメリットとは?

部分着彩のメリット
についてですが

1. 線画を主体に
しているので
着彩する時間がかからない

この部分着彩という
描き方は、線で絵を描く
ということを主体に
しているので

色を塗ることでは
時間がかからない
ということです。

色は、その風景の中で
強調したいなと思う
部分に塗るので
色を塗るということでは
普通に、絵の具を使って
描くときよりも
時間はかからないと思います。

2. 絵が柔らかい
印象に仕上がる

先ほども少し
お話しましたが
かっちりと絵の具を最初から
最後まで使って
描いた絵とは違って

部分的にしか色を塗らないので
線や紙の余白によって
絵が柔らかく明るい印象
になります。

なので、絵を本格的に
描きたい人には
あまり向かないかなと思います。

3. 描く時間が
かからないので
何枚も描ける

これは、絵の具を
部分的にしか塗らないので
線だけで風景をささっと
描くことができれば、一日に
何枚も描いていくことが
できるのではないかなと思います。

風景画を描く時間がない時に
時短テクできる
部分着彩のデメリットとは?

部分着彩の
デメリットとは

1. 線画で強弱を
つけないとならない

例えば、奥行きの
感じる風景なら
奥にあるものは
線を薄く

あまり筆圧を
入れないで描くとか
手前にある、近くに
見えているものは
筆圧を少し強めに
入れて描くという感じです。

こうすることで
後から色をつけると
線画がくっきりと残る部分と
あまり線画が
目立たない部分ができ
絵のバランスが崩れず
線画と色の調和がとれた絵に
仕上げることができるのですが

この線画の強弱を
つけないで描くと
部分的にしか色を塗らないので
メリハリのない
立体感をあまり感じられない絵
になってしまいます。

なので、線画に強弱を
きちんとつけて
描いてあげるといいかなと思います。

2.  絵の具の濃度を
うまく調整して塗らないと
絵のバランスが崩れる

先ほどから何度も
言っていますが
線が主体の絵なので
普通に描くように
そのまま絵の具を濃いまま

ベタっっと塗ってしまうと
線画とのバランスが崩れて
違和感のある絵
になってしまうので

色を塗りたい部分の線画を
よく見極めて
絵の具の濃度を
うまく調整して塗らないと
絵のバランスが崩れてしまうので
気をつけないと
ならないかなと思います。

3. 線画が描けないと
この描き方は使えない

これは、もう
どうしようもないことですが
線で絵を描くことが
できなければ、この描き方は
使えないという
そのままのことです。

でも、何かしらは誰でも
必ず描けると思うので
これはデメリットとは
言わないかもしれません。

今回のまとめ

今回は【早描き技法③】
風景画を描く時間がない !
そんな時は
部分着彩で時間テク!

ということについて
お話しました。

部分着彩とは
線で絵を描いた時に
その絵の中で
1番強調したい部分だけに
色をつける方法のこと。

メリットとしては
1. 線画を主体に
しているので
着彩する時間がかからない


2. 絵が柔らかい

印象に仕上がる


3. 描く時間が

かからないので
何枚も描ける
ということ。

そして
デメリットとしては

1. 線画で強弱を
つけないとならない

2.  絵の具の濃度を
うまく調整して塗らないと
絵のバランスが崩れる


3. 描く時間が

かからないので
何枚も描ける
ということでした。

前回、前前回と
時間がない時や
どうしてもとれない時に
比較的に早く風景画を
描ける方法として

全部で3つの
方法を紹介しました。

これ以外にも
たくさんの描き方が
あると思いますが

絵は時間をきちんとかけて
描いていくものだと
私は思っているので

時間がとれる時は
必ず時間をとって
描いて欲しいなと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

また次回。

( ´ ▽ ` )ノ

↓↓↓↓↓↓

【早描き技法①】
風景画を描く時間がない!
そんな時はカマイユ画法で
描く時間を短縮してみよう。
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