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私が、海や空を描く時に気をつけていることは
まず、海と空では【色】が違います。
【海】の場合は、日本の南や本州でも色が違います。
南の方では、砂浜が白いので、光が多く反射し、
海の色はエメラルドグリーンや
明るい水色系の色に見えます。
本州や東北・北海道などでは、砂浜が黒いので
それほど光が反射せず、海の色は黒く見えます。
また、海や川、湖などは、【水深の深さ】によっても
色合いが違い、深いところは色が濃く、浅いところは
色が薄く見えます。
そして、遠近によっても色が違います。
近くにあるところは、色がはっきりと見えますが
遠くにあるところは、そんなにはっきり色は見えません。
【空】の色は、季節や時間帯によって色が変わります。
夏には空が真っ青に見えたり、春はかすみがかかって
淡い水色っぽく見えたり、雨が降れば空は薄暗く
白く見えたりと、
様々な変化を見せるので、実際にその描きたい空を
よく見たり、資料を集めて参考にするのがいいと思います。
あとは、【テクスチャ(表現)】も違います。
【海】は、常に動いているので、
波や、水面の動きを描いたり、川や池、湖などは
波紋など描くことで
より、そこには海や川などの水が存在するんだなと
見ている人に伝わりやすくなります。
【空】は海のように波や、水面の表現はありませんが
その代わりに、「雲」などで表現します。
雲も、季節や天候などによって全く違う表情を見せるので
自分の描きたい状況に合わせて、
雲の様子や資料を集めて、描いてみるといいと思います。
そして最後は、【光】です。
海や川、湖などは水面に太陽の光が反射するので
同時に、影もできます。これを、先ほども言った
波や波紋などを描くときに、光や影を取り入れながら
描き分けて表現していくと
波が光を反射してキラキラしているように見せたり
することができます。
【空】には水面がないので、先ほど同じように
「雲」で光と影を表現します。
太陽は、西〜東へ移動しているので
その時の、自分の描きたい時間や季節などを考えると同時に
「太陽の位置」に気をつけながら
雲に、光と影をを描き加えながら雲を描きます。
なので、「表現の違い」というと
【色】・【テクスチャ(表現)】・【光と影】の
この3つを主に、描く時に気をつけながら
描き分けると、それらしく表現することが
できると思います。
あとは、実際の空をよく見たり
資料を参考にして、模写するのもおすすめです。
これが私がいつも、海と空の違いを出すときに
考えながら描いている表現方法ですので
参考にしてみてくださいね!
^_^
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